ホームスタジアムの立地要件・ポイントに従い、平塚市内で候補地となり得る場所について考察します。
■平塚市総合公園
土地の所有者 | 平塚市 |
土地の広さ | ○ 広め(但し、課題あり) |
周辺環境 | ◎ |
交通アクセス | ○ 鉄道、車とも及第点 |
その他 | 現在とほぼ同じ立地 |
現在のホームスタジアムの平塚競技場(Shonan BMW スタジアム平塚)と同じ平塚市総合公園の園内に設ける案です。
園内南側にある「平塚のはらっぱ」の辺りを利用します。
ただ、この辺りには、野外ステージや動物園、梅林、桜の広場などといった施設も存在します。
単純に設置できる訳ではなく、他の施設も含めて配置を考える必要があります。
周辺環境や交通アクセスは、現在とほぼ同じです。
スペースの問題がクリアできれば、比較的実現しやすい方の案かも知れません。
(それでもハードルは多いと思いますが)
■湘南海岸公園
土地の所有者 | 平塚市 |
土地の広さ | ○ 普通 |
周辺環境 | ○ 住宅地と学校 |
交通アクセス | ◎ 鉄道はよい、駐車場は工夫が必要 |
その他 | 津波避難ビルとしても活用できる |
平塚海岸近くに位置している、湘南海岸公園に設ける案です。
現在は園内にそれほど多くの施設が存在しないため、比較的利用はしやすそうです。
但し、園内にあるプールに引っかかる場合は、対応が必要となります。
周辺は、東側は学校、西側は住宅地、北側は住宅地と学校、南側は道路と海です。
住宅地に対しては、特に配慮が必要になりそうです。
平塚駅から南へ1キロメートルほどの距離にあるため、鉄道駅からのアクセスは現在より楽になります。
バス路線も、存在します。
国道134号が近くを通るので、車でのアクセスも悪くはなさそうです。
新湘南バイパスの茅ヶ崎海岸ICからは、2キロメートルほどの距離です。
ただ、公園内を除くと、駐車場はあまりありません。
平塚新港の辺りの駐車場なども、活用が必要になるでしょうか。
海が近いため、津波避難ビルとしても活用できそうな点は、他にはないメリットです。
■JT工場跡地
土地の所有者 | 民間事業者 |
土地の広さ | ○ 形によるが若干狭い? |
周辺環境 | △ 住宅地、事業施設、商業施設 |
交通アクセス | ○ 鉄道はよい、駐車場は少ない |
その他 | 売却の噂により、実現可能性は低い |
東海道線沿いの南側、黒部丘に存在するJTの工場跡地に設ける案です。
現在は工場は解体され、更地になっているため、利用はしやすそうです。
ただ、土地は広いものの、スタジアムの形状によっては、配置に工夫が必要かも知れません。
周辺は、東側は事業施設と商業施設、西側は住宅地と学校、北側と南側は住宅地です。
しかし、線路や道路で隔たれているため、密接といった印象ではありません。
平塚駅西口から西へ700~800メートル程度の距離にあるため、鉄道駅からのアクセスはこの中で一番よいです。
バスも、利用できます。
県道や市道が近くを通るので、車でのアクセスも比較的よさそうです。
但し、駐車場はあまりないため、敷地内にどれだけ確保できるのかが大きく影響しそうです。
その他は、平塚駅周辺の駐車場を利用するなどとなるでしょうか。
長らく活用されていなかった土地ですが、今年に入って売却されたという噂が出ています。
残念ながら、実現の可能性は極めて低そうです。
■郊外
その他の案としては、平塚市内の郊外に設けるといったものがあります。
市街地では大規模な土地の確保は容易ではないですが、北部や西部などの郊外では余地があるかも知れません。
ただ、スタジアムの立地は、多少遠くとも鉄道駅からアクセスしやすいところが望ましいです。
また、場所によっては、道路等のインフラの整備が必要になる可能性もあります。
考察は、以上です。
一組織の勝手な考え(妄想)ということで、ご許容ください。(笑)