神奈川大学の湘南ひらつかキャンパスは1989年に開設され、経営学部や理学部のキャンパスとして活用されてきました。
ピーク時には約4千人の学生が通っていたそうです。
しかし、大学の再編方針により、2023年3月に閉鎖されました。
公表されているキャンパスの情報は、次のようになります。
名称 | 湘南ひらつかキャンパス |
所在地 | 平塚市土屋2946(平塚市西部丘陵地域) |
キャンパス面積 | 約10万坪(約31万㎡=309,510㎡) |
建物総延床面積 | 約4万㎡(40棟) |
このキャンパス跡地について、大学は売却を予定しています。
そのため、地域住民や有識者、大学の教職員によって協議会を結成し、跡地の有効利用の方向性を検討しました。
そして、提案内容を総合的に評価するプロポーザル(事業提案)方式により、優先交渉権者を選定すると決定しました。
- 神大平塚キャンパス跡 売却先、5月までに選定(「タウンニュース 2024年2月22日」)
- 神奈川大が平塚キャンパス跡地の購入事業者募集 プロポーザル方式で(「朝日新聞 2024年2月12日」)
選定手続きでは、大学の選考委員会が4月23日に第1次審査、5月14日に第2次審査を行い、5月31日に審査結果を通知するとなっています。
その後、7月中に、住民に向けた説明機会が設けられる予定です。
一連の流れを追いながら、神奈川大学湘南ひらつかキャンパス跡地利用について検討していきたいと考えています。