2024年8月、「平塚駅周辺地区将来構想(素案)」が公表されました。
- 平塚駅周辺地区将来構想(素案) 表紙・はじめに・目次・序章・第1章・第2章(PDFファイル)
- 平塚駅周辺地区将来構想(素案) 第3章・第4章・第5章・第6章・裏表紙(PDFファイル)
第一印象は、希望は分かったものの弱く感じました。
何というか、「なる・する」というより、「なったらいいな」といったイメージです。
言い方は悪いですが、トレンドを詰め込んだ感はあります。
「平塚」を他のまちの名前に入れ替えても、通用しそうです。
(もっとも、上位の構想なので、似るのが仕方がない点は理解します)
通りごとの内容は、さすがに平塚の話と思えました。
ただ、現在の姿から将来イメージにどうやって変えていくつもりなのか、確かな道筋は見えませんでした。
全体的に、構想の土台となる対話が十分でない印象はあります。
注目は、フラッグシッププロジェクトとされる4つのプロジェクトです。
中でも「紅谷町駐車場」は、素案の中で特に記載がなかったように思いますが、どのような検討がされるのでしょうか。
- 平塚駅北口駅前広場
- 平塚駅西口周辺
- 平塚駅南口駅前広場
- 紅谷町駐車場
また、公的施設として図書館を望む声があることも、注目される点です。
平塚市中心市街地戦略再考の文化機能の強化で記したように、「図書館を中心市街地に配置し、時代に合った取り組みを行うことにより、文化と中心市街地の両方の機能強化を図れる可能性がある」ため、十分に検討することが望まれます。
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