道路標示問題

ここ数年、気になっていることとして、横断歩道等の指示標示や規制標示が消えかかっている箇所が目立つことがあります。

 

車や人が少ない通りだけの話ではありません。

中心市街地や交通量の多い通りでも、珍しくはないです。

 

この現象を目にした時、「平塚市道路通報システム(みちれぽ)」の利用による弊害なのかと考えていました。

市民等の情報提供に基づいて受け身で問題に対処するようになり、平塚市自らが道路の状態をチェックする機会が減ったのではないかということです。

 

しかし、平塚市道路管理課のTwitterアカウントの情報により、その理解は誤りであることに気づきました。

この情報によると、「停止線や横断歩道等の指示標示や規制標示など」の管理者は、「平塚警察署」になるということです。

平塚市道路管理課のTwitterアカウントより

 

つまり、平塚市ではなく、警察の問題や課題となるようです。

 

それにしても、警察が自ら道路標示を補修している姿は、目にしたことがありません。

この辺の実際の管理体制がどのようになっているのか、興味があります。

 

なお、同様の状態になっていた道路標示でいつの日にか補修されていたケースは、もちろんあります。

特に危険と思われる箇所で優先して対応してもらえるようならば、よいのですが。

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PFI

見附台周辺地区整備に関して、気になる点として挙げていた「PFI」です。

次のように記していました。

 

見附台周辺地区整備では、「中心市街地の活性化、回遊性、賑わい創出のため」という事業目的がありますが、スーパーの設置はこの効果が乏しいと考えられます。

理由は、中心市街地の核となる平塚駅前エリアとやや距離が離れているため、スーパーでは連携や回遊が期待できないためです。

 

それどころか逆に、人の流入や購買力を奪ってしまい、平塚駅前エリアの空洞化を加速させる懸念があります。

平塚駅前エリアでの食料品等の買い物などが、減るという訳です。

 

見附台周辺地区整備で開店したスーパー「オーケー Discount Center」は、非常に強力な店でした。

平塚市内のスーパーでも上位の賑わいで、広く集客しているように見えます。

 

スーパー開店による影響の評価は、データが得られていないため難しいです。

ただ、近隣では、魚屋や肉屋などの閉店がありました。

 

市民向け説明会であった事業者の回答の「周辺住民の日常利用」とそれによる賑わい創出といった意味では、達成していると言えそうです。

周辺地域では、スーパーに来店する人の姿を多く目にするようになりました。

しかし、車の利用者が多いため、周辺地域への波及効果はやや下がりそうです。

 

平塚駅前エリアの活性化、回遊性、賑わい創出という点では、今のところ効果は乏しいように見えます。

平塚駅前エリアの空洞化は、加速しています。

 

もっとも、新型コロナウィルス禍による影響もあって、評価を難しくしています。

10年や20年といったスパンで継続して、観察・評価すべき事項であるでしょうか。

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選定プロセス

見附台周辺地区整備に関して、気になる点として挙げていた「選定プロセス」です。

次のように記していました。

 

つまり、選定委員会を構成する委員7人の内、平塚市に直接的に関係する人物は1人しかおらず、残りは外部委員であるということです。

そのような構成の選定委員会が優先交渉権者を決定したということで、本当に平塚市民の民意を反映していると言えるのか難しいところがあると考えられます。

 

結局この想いは、解消することはありませんでした。

 

平塚市の言い分は、「経営や建築、文化芸術、会計など、各分野の専門家を揃え、提案内容を客観的に審査・選定した」ということになるのかと思います。

しかし見方を変えると、「平塚市と直接的な関係の乏しい第三者が、平塚市民の民意を確認することなく提案内容を審査・選定した」と言えます。

 

本来であれば平塚市民、もしくは市民を代表する存在である議会や市長が、審査や選定に積極的に関与すべきなのであろうと考えます。

そしてそれは、各分野の専門家とは異なる位置付けで、扱うべきでしょう。

この整備事業は、それを学ぶ機会となりました。

 

この選定プロセスの問題は、困ったことに平塚市では意識されていないと想像します。

このため今後も、同様の事例で同様のやり方が採用されそうです。

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提案概要に対して

提案概要に記したように、次のような事業コンセプトと施設概要、イメージ図が公表されていました。

平塚市「見附台周辺地区整備・管理運営事業(A・Cブロック)に係る優先交渉権者の決定」より

 

平塚文化芸術ホール(ひらしん平塚文化芸術ホール)」はまだオープンしたばかりであるため、評価できることに限りがあります。

そこで、その他を中心に検討してみます。

 

■高評価となるもの

  • 西側に芝生広場として公園を整形化

 

見附台公園、見附台緑地は、更地に近い状態でした。

今回の事業によりトイレ棟や遊具などが設置され、整形されました。

 

■評価が難しいもの

  • 日常利用と滞在を促す商業店舗
  • 生活関連店舗で生鮮食品・日用品の調達が容易化

 

A2ブロック、Cブロックに計画されていた商業エリアは、「アクロスプラザ平塚見附」となり、次のような店舗が導入されました。

MACHIcafe+ローソン

くら寿司

焼肉きんぐ

オーケー Discount Center

大村楽器店

エニタイムフィットネス

平塚デンタルクリニック

 

スーパーや飲食店など、賑わっているように見えます。

ただ、郊外型の店舗を平塚駅西口から徒歩圏の中心部に持ってきたようにも見え、本当にそれでよいものか評価が難しいです。

 

■低評価となるもの

  • 旧東海道から望め、景観ガイドラインに即した落ち着いた外観
  • エリア中央に地域コミュニティを育むカフェを誘致

 

商業エリアには巨大な看板が設置され、落ち着いた外観とは言えません。

新型コロナウィルス禍の影響もあったとのことで、カフェはコンビニに変わりました。

地域コミュニティを育むということは、やや期待ができにくいです。

 

平塚文化芸術ホールの建物のデザインも、今のところ評価が高くありません。

外観は、簡素で無機的な印象を受けました。

 

もっとも、平塚文化芸術ホールで大事な点は、「文化の創造拠点」としての機能と認識しています。

例え、ハードとしての平塚文化芸術ホールの評価が低かったとしても、ソフトとしての評価が高かったとしたら、全体として及第点を超えられると考えられます。

 

プログラムの充実などにより、ソフトとしての平塚文化芸術ホールを今後どれだけ高めることができるかが、見附台周辺地区整備全体の評価を左右することになりそうです。

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見附台周辺地区整備の振り返り

新文化センターは「平塚文化芸術ホール(ひらしん平塚文化芸術ホール)」と名付けられ、2022年3月26日にオープンしました。

 

見附台周辺地区整備は、概ね完了したようです。

整備事業により、この地区は次のように変わりました。

 

整備前 整備後

 

幾つかの切り口で、振り返りを実施してみようと思います。

 

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