中心市街地の空洞化や衰退を抑え、中心市街地としての機能強化を図るため、交流機能を強化する案です。
ここでの交流は、「特定の目的のために集まり活動する」ような意味です。
その場として、中心市街地を用います。
近年、全国的に広く見られるのは、スタートアップやインキュベーションといった起業を支援する活動があります。
大手町や日本橋、渋谷、横浜などの大都市だけでなく、本厚木(AGORA Hon-atsugi)、鎌倉(HATSU 鎌倉)、小田原(ARUYO ODAWARA)といった近隣の都市でも実施されています。
ITや宇宙、ヘルスケアといった特定分野を対象にしているケースもありますが、市やまちとして対象を定め、中心市街地のスペースを使って支援や交流を高めるようにします。
しっかりとした主体が必要で、簡単にできる取り組みではありません。
しかし、平塚には自動車製造やタイヤ・ゴム製造、バス陸運といった上場企業が存在し、他にも様々な企業の工場や研究開発拠点が存在します。
この特性を生かした取り組みを行い、拠点として中心市街地を活用することは、悪い話ではないと考えます。
また、湘南ベルマーレと連携する発想もありそうです。
地域の住民や企業・団体などと連携・協創した活動を行っており、その舞台として中心市街地を活用するというものです。
具体的にどういったことができるのかは十分な検討が必要ですが、アイデア次第で面白い取り組みが期待できそうです。