事業費に対する効果

設置等予定者候補(優先交渉権者)から提案された計画では、平塚産の農産物などを扱うマルシェ棟、ピクニックなどに利用できる芝生広場、多目的スペースのスポーツフィールドといった施設で構成されています。

 

平塚市の発表では、施設の目標年間来場者数は、およそ70万人です。

単純計算で、一日平均2千人程度となります。

 

この施設がそれほどの集客力を持つか、正直なところ判断が難しいです。

ただ、決して楽なハードルではないと考えられます。

 

この事業において平塚市が負担する事業費は、約14億5千万円です。

特定公園施設の整備費が約9億円、道路・下水道の整備費が約1億円、特定公園施設の維持管理費が約4億5千万円と案内されています。

 

設置等予定者候補(優先交渉権者)の提案では、特定公園施設の建設に要する費用が10億円で、その中で平塚市に負担を求める額は9億円となっています。

年間指定管理料は22,702,500円で、平塚市が負担する管理運営費は19,845,606円となっています。

事業期間は工事着工から20年間のため、このような金額になるのかと思われます。

 

(設置等予定者候補(優先交渉権者)の提案は、「グループ4」)

平塚市「湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業に係る設置等予定者候補及びその次点の決定」より

 

多額の投資を行い、長期間続く事業です。

平塚市民と市外から来る人にとって本当に魅力的で活用される施設となるよう、十分に検討を重ねる必要がありそうです。

 

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