概要

平塚市の総合公園にある平塚競技場(Shonan BMW スタジアム平塚)は、Jリーグの湘南ベルマーレのホームスタジアムになっています。

 

しかし、1万5千強の座席数や、屋根がカバーする座席が十数%程度しかないなど、幾つか課題を抱えています。

いずれはJリーグの基準を満たさなくなる恐れもあるということで、この解決が長年求められています。

 

2014年には、平塚市や湘南ベルマーレなどで、改修検討委員会が設けられました。

その結果、大規模な改修で120億円程度、中規模でもその半分程度の費用がかかることが判明しました。

そこで平塚市は、2021年までは必要な改修を行い、増築などといった話はそれ以降に改めて検討したいといった意向を示しました。

 

一方で、サッカー専用スタジアムを作ると、totoから助成を受けられるといった話がありました。

そこで、現在のホームスタジアムの改修とは別に、新たにサッカー専用スタジアムを作ることができるかといった検討が進められることになりました。

 

対象エリアは、湘南ベルマーレのホームタウン内です。

このため、ホームスタジアムが平塚市から移る可能性が出てきました。

 

ホームタウン内の商工会議所の会頭などで構成された第三者委員会が設けられ、新スタジアムの候補となる場所の検討が進められました。

最大で10数箇所あった候補地は、5箇所程度まで絞られたと耳にしています。

平塚市内の土地も、あるそうです。

 

最近ではあまり情報が出ていませんが、取り組みは進んでいるようです。

2019年には、具体的な動きが現れると聞いています。

 

スタジアムは、スポーツだけでなく、コンサートなどでの利用も考えられています。

他市では、ホームスタジアムを市内に呼び込もうとする動きも出ています。

 

ホームスタジアムが現在の場所から移転するのか、平塚市ではなく他の市町に移るのか、どのようなスタジアムになるのか、色々と気になる話題です。

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