サイクリングコース等の全体を通して

サイクリングコース等の全体を通して見た課題を考えます。

 

これまでに記したように、金目川と鈴川、相模川の川沿いと、平塚海岸の海沿いにサイクリングができるコースが整備されています。

これは、平塚の東西における縦(南北)の自転車の移動と、南における横(東西)の移動の助けになっています。

 

逆に、平塚海岸より北での横(東西)の移動がありません。

この点は自転車交通における大きな課題と言え、改善が求められます。

 

実際、この記事を書くにあたってそれぞれのサイクリングコース等を走りましたが、そこに行くまでの東西の移動をどうするか悩まされることはありました。

 

川のような存在がないため、難しさはあると思います。

ただ、新たな道を設けることができないとしても、既存の道路等を活用して「平塚の東西を自転車で安全・快適に移動する望ましいルート」を作成して示すだけでも少なくない効果があるだろうと考えます。

 

このルートは、平塚の中部と北部に1つずつあるのが望ましいです。

これにより平塚は、「自転車の利用が多いまち」だけでなく、「自転車交通のネットワークが進んでいるまち」になれそうです。

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相模川のサイクリングコース

平塚市の東部を流れる相模川沿いに、サイクリングコースが整備されています。

 

湘南銀河大橋から相模湾までは、県道409号(相模川自転車道)の「さがみグリーンライン自転車道」の一部になっています。

県道409号は、「国道129号の厚木市関口から国道134号の平塚市千石河岸に至る全長約21kmの自転車道(自転車歩行者専用道路)」ということです。

 

神奈川県「県道409号(相模川自転車道)[さがみグリーンライン自転車道]」より

 

ただ湘南銀河大橋で茅ヶ崎市に渡らず、そのまま相模川を北上することもできます。

そのルートをここでは「相模川のサイクリングコース」としています。

 

厚木市と接する辺りは、未舗装の区間です。

 

ですが、河川敷に降りると舗装された道が存在することもあります。

 

以前は湘南銀河大橋の辺りは整備されていませんでしたが、現在は大分変りました。

未舗装の区間は残るものの、大きな困難はありませんでした。

 

この道の課題は、「未舗装の区間があること」です。

自転車のタイプによっては、やや辛そうな箇所はあります。

 

とは言え、以前に比べると改善が進みました。

厚木市と接する辺りから平塚新港を経由して平塚海岸コースを走ってみましたが、ストレスは少なく快適に走行できました。

 

須賀港では港の周囲を走る面白い体験ができます。

 

このコースがもっと利用されて、自転車を楽しめる人が増えることを期待したいです。

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金目川のサイクリングコース(延長コース)

金目川のサイクリングコースから更に上流に向かうコースです。

 

金目川のサイクリングコースなどとは異なり、正式に整備された道ではありません。

ただ川沿いに似たような幅の道が暫く続くため、勝手に「延長コース」と呼びました。

 

自動車は通れない道、自動車も通る普通の道、自動車はほとんど通らない道と変わっていきます。

自動車はほとんど通らない道が長いですが、砂利道などのオフロードです。

 

正式なコースではないためどこまでと区切ることはできませんが、隣接する秦野市の「欠ノ上」バス停辺りまで来ることができました。

 

この道の課題は、「整備された道が少ないこと」です。

行程の多くが砂利道などのオフロードです。

 

ですが、正式なサイクリングコースではないため、仕方がないところもあります。

オフロードであることを念頭に置いて使用するのが望ましいでしょうか。

 

金目川のサイクリングコースは昔、一度も信号を渡ることなく海岸まで行けました。

この「延長コース」を含めると秦野市との境からそれが実施できたことになり、先進的な取り組みであったと改めて考えました。

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鈴川のサイクリングコース

平塚市の北部から中部を流れる鈴川沿いに、サイクリングコースが整備されています。

 

詳しくは分かりませんが、金目川サイクリングコースの鈴川コースとして案内されているため、金目川のサイクリングコースと似た時期に整備されたと考えられます。

平塚市の「金目川サイクリングコース案内図」(pdf)では下之宮橋から新霞橋の方を通って金目川コースと合流するように紹介されていますが、ここでは新霞橋ではなく東雲橋に向かうルートで記します。

 

平塚市「金目川サイクリングコース案内図」より

 

この道の課題の1つは、「岡崎大橋付近の分断」です。

 

真土金目線との交差ですが、直進できないようになっています。

岡崎大橋交差点の信号を渡るよう案内されてます。

 

鈴川コースと交差する道路の中でも交通量の多い道のため、このような措置が取られていると理解しています。

ただ、この辺りの鈴川コースを通る自転車の台数は決して多くないと想像され、横断帯による明示など運用で何とかできないだろうかと考えました。

 

東橋など他の場所では上手くできているように思えたため、この場所も改善できるのが望ましいです。

 

もう1つの課題は、「金目川のサイクリングコースとの接続」です。

 

「金目川サイクリングコース案内図」では「金目川・鈴川コース連絡路」として県道63号(相模原大磯線)が示されていますが、幅員の余裕が少ない上、交通量が比較的多く、大型車両にもよく利用されています。

このため、現状はサイクリングに適した道とは言い難く、県道63号を改良するか、金目川コースとの接続を別の道に変えるなど改善が必要と考えます。

 

■関係URL

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平塚海岸コース

平塚市の南東部の海岸沿いに、自動車は通れず、歩行者や自転車は通れる道が整備されています。

 

ひらつかシーテラスがオープンした2025年頃から利用できるようになりました。

平塚の海岸線のおよそ半分をカバーしています。

 

「ひらつかシーテラス」「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」「平塚新港」などの拠点を結んでいます。

平塚新港の辺りでは相模川沿いのサイクリングコースと繋がるため、南部の海岸から北東部の相模川沿いまで移動しやすくなりました。

 

湘南ベルマーレひらつかビーチパークでは、裏手を通るように作られています。

そこで、全ての場所で自転車に乗って通れるようになっています。

 

この道に関して、今のところ大きな問題はないと考えています。

課題は、「南西部の海岸沿いにも展開すること」です。

 

現在は、ひらつかシーテラス以西は、舗装された道がありません。

 

ただ、スペース的には道を作ることは十分可能と考えられます。

 

歩行者や自転車が通れる道が南西部も整備され、南東部と繋がると、平塚の海岸沿いが全てカバーされます。

そして、金目川のサイクリングコースや大磯町の太平洋岸自転車道とも結ばれることになります。

 

自転車のアクセスや海岸の魅力向上などに大きく寄与すると考えられ、期待したいです。

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