「湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業 評価基準書」によると、事業応募者から提出された提案書等は、選定委員会が審査すると案内されています。
審査は、「基本的事項の適格審査」と「公募設置等計画の審査」の2段階です。
平塚市「湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業 評価基準書」より
2020年3月4日に発表された「湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業に係る設置等予定者候補及びその次点の決定」においても、そのように審査・選定が行われたと記されています。
この「平塚市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会」は、「学識経験者等の外部委員及び市の職員を構成員として設置された」となっています。
具体的な構成員は、次の通りです。
平塚市「湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業に係る設置等予定者候補及びその次点の決定」より
「見附台周辺地区整備」の「気になる点」の「選定プロセス」でも記したように、第三者的な委員会を設けて客観的に審査するというのは、公平・公正の観点からは正しいようにも見えます。
しかし、選定委員会の構成員は、大部分が学識経験者等の外部委員です。
そのような構成の選定委員会が優先交渉権者を決定したということで、本当に平塚市民の民意を反映していると言えるのか、難しいところがあるのではないでしょうか。
本来なら、選定委員会の少なくとも半数は、内部委員で構成すべきかと考えます。
また、平塚市民を代表するものとして、市民によって選ばれた市長や議員等が関係するのが適当かと思われます。
(もっとも、副市長は、市長の代理という位置づけでしょうか)
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