空き店舗・物件情報の管理と斡旋の強化

平塚市の中心市街地で、空き店舗・物件情報の管理と斡旋の強化を実施します。

 

中心市街地のゾーン設定」で表したように、中心市街地はゾーン設定を行います。

jSTAT MAP国土地理院の地図データを使用して作成しています)

 

そして、「環境整備」の「店や機能の最適配置」に記したように、ゾーン設定に基づいて、店や機能などを最適に配置するようにします。

この実現のため、空き店舗・物件情報の管理と斡旋の強化を行います。

 

空き店舗・物件情報は、次のような方針で管理・活用します。

  1. 対象エリアに存在する空き店舗・物件の情報を、可能な限り漏れなく集める
  2. 面積や築年数、利用条件など、管理する情報を定め、できるだけ詳しく入手する
  3. 情報は、データとして蓄積する
  4. 情報は、容易に引き出して利用できるようにする
  5. 情報に変更があった場合、すぐに反映できるようにする

 

店や機能は、エリアごとの特性に合わせた、戦略的な配置を行います。

そこで、それを理解できる存在が、斡旋に関与するようにします。

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環境整備

平塚市の中心市街地で必要な、環境整備を行います。

考えられる取り組みは、随時追加していきます。

 

■安全な歩行環境の構築(自動車の分離)

人が集まり賑わいのある中心市街地には、安全な歩行環境が必要です。

このため、中心市街地から、可能な限り自動車を分離するようにします。

 

特にゾーン設定において「コアエリア」とした地域について、重点的に取り組みます。

具体的には、次のような順番で、エリアや通りごとに自動車の分離を検討します。

  1. 自動車の通行は、禁止する
  2. 自動車の通行は、時間を限って可能にする
  3. 自動車の通行は、一方通行にする

 

コアエリアは、交通の要衝となる通りや大規模な駐車場にアクセスする道路など、どうしても自動車の通行が必要になる道を除き、基本的に1や2で対応するようにします。

例外になるのは、赤線の通りになるかと考えます。

国土地理院の地図データを使用して作成しています)

 

どうしても自動車の通行が必要になる場合でも、通行速度を抑えるようにします。

信号がないような通りでは、少なくとも時速20キロメートル以下にすることが望まれます。

 

自動車の通行を禁止する通りでも、住民は例外とします。

これは、許可証により、判別可能にしておきます。

 

現在、コアエリアにあるパールロードでは、日中は歩行者専用になっていますが、交差する通りは自動車の通行が行われています。

また、通りの途中が日常的に一時駐車スペースに利用されており、安全で快適な歩行環境からかけ離れたものとなっています。

 

こういった要素は取り除き、安全な歩行環境の構築を実現します。

 

■安全な歩行環境の構築(自転車の分離)

人が集まり賑わいのある中心市街地には、安全な歩行環境が必要です。

そこで、中心市街地では、可能な限り歩行者と自転車を分離するようにします。

 

案としては、次のようなものがあります。

  1. 歩道の通行は歩行者専用とし、現在の歩道を歩行者用エリア(本来の歩道)と自転車用エリアに分ける
  2. 歩道以外で歩行者と自転車が混在するエリアでは、自転車の走行位置を明確にする

 

平塚の中心市街地とその周辺では幅の広い歩道が多く整備されていますが、歩道を自転車が走行する姿が常態となっています。

また、幅広いことがかえって災いし、スピードを出して走行する自転車や走行路が安定しない自転車が多く存在します。

残念ながら、安全な歩行環境からは、程遠い状態です。

 

このため、現在の歩道を分離し、歩行者用エリア(本来の歩道)と自転車用エリアに分けるようにします。

分け方も、歩道上にラインを引いて分けるのではなく、物理的に別のエリアとして分けます。

これにより、歩行者だけでなく、自転車利用者にとっても望ましい環境に近づくと考えます。

 

パールロードのような自動車が通行せず(現在は、時間を限ってですが)、歩行者と自転車が混在するエリアでは、自転車の走行位置を明確にするようにします。

例えば、建物に近い位置は自転車の走行を禁止にし、建物から離れた位置では認めます。

 

現在は、自転車の走行を全て禁止にすることで安全な歩行環境の実現を目指そうとしているようですが、実態としては自転車の走行は珍しくありません。

中途半端な状態であり、安全で快適な歩行環境からかけ離れたものとなっています。

 

それよりは、自転車の走行を認めるようにして、その一方で走行位置を明確にするルールを設ける方が適切と考えられます。

あわせて、走行速度には、上限を設けます。

 

■店や機能の最適配置

中心市街地のゾーン設定」で表したように、中心市街地はゾーン設定を行います。

jSTAT MAP国土地理院の地図データを使用して作成しています)

 

そこで、ゾーン設定に基づいて、店や機能などを最適に配置するようにします。

例えば、若者向けの店の場合は、若者向けの店が多く立地する「個性エリア」に配置するといった具合です。

 

特性が近い店や機能は、分散させるより集積させた方が効果が高まります。

このため、エリアごとの特性に合わせて、戦略的に配置を検討します。

 

既存の店や機能の配置を変えることは、容易ではないです。

そこでまずは、新たに出店する店や機能などにおいて、取り組みを進めます。

 

この取り組みが軌道に乗り、効果が確認できるようになった段階で、既存の店や機能の再配置を検討するようにします。

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中心市街地のターゲット設定

平塚市の中心市街地で、ターゲット設定を行います。

特に、次のようなターゲットを重視すべきと考えられます。

 

■女性

女性を重視する主な理由として、次のようなものがあります。

  1. 日常生活における買い物では、男性より女性の方が中心である
  2. 平日日中、中心市街地にいる男性は、限られる
  3. バスの利用は、女性の方が割合が高い

 

1は、商業機能に関係した話です。

例えば、日経新聞の2018年の調査では、「食料品や生活必需品といった普段の買い物については、妻が強い夫婦は63.9%に対し、夫が強い夫婦は12.9%」という結果が出ており、「妻が日常の財布のひもをしっかり握っている」と判断されています。

これはあくまでも一例ですが、中心市街地における商業機能を考える際にも、ターゲットとして女性への考慮が大切です。

 

2は、男性は中心市街地から離れて働いている人が多く、平日日中はあまりおりません。

横浜や東京といった遠隔地での就業も多いでしょう。

女性も同様なケースは多いと考えますが、男性に比べると比較的近いエリアで働いている人が多いように想像します。

 

また、総務省の労働力調査では、2018年平均の非労働力人口(15 歳以上の人口のうち「就業者」と「完全失業者」以外の者で、「通学」、「家事」、「その他(高齢者など)」が含まれる)とその比率は、次のようになっています。

性別 15歳以上人口 非労働力人口 非労働力人口比率
5362万人 1542万人 28.8%
5739万人 2721万人 47.4%

 

参考程度ではありますが、主要な就業時間帯である平日日中のターゲットとしては、男性より女性の方が適当そうです。

但し、通勤時間帯と夜間に関しては、男性も多くなります。

休日は、男女に大きな差は考えていません。

 

3は、平塚市内から中心市街地への交通手段を、バスとして捉えた場合の話です。

(それ以外の手段では、男女に大きな差はないかと考えています)

 

国土交通省の全国都市交通特性調査によると、男女別・移動の交通手段別構成比の結果では、平日・休日とも男性より女性の方がバスの構成比が高くなっています。

国土交通省「全国都市交通特性調査 平成27年調査 調査結果(冊子)」より

 

このため、バスの構成比が高い女性をターゲットにする方が、効果的であると考えられます。

(他の交通手段は、目的地としての中心市街地の選定に、直接的に影響しないという認識です)

 

■若者

若者を重視する主な理由は、次のようなものがあります。

  1. 若者が集まるまちは、活気が生じる
  2. 時間帯は限られるものの、平日日中に中心市街地を利用しやすい
  3. 自動車等の免許がないと、バスの利用割合が高くなる

 

1は、若者が多いまちと少ないまちを比較すると、イメージしやすいです。

やはり、若者が多くいるまちの方がエネルギーに満ちており、新しいものや創造的なものが生まれやすいです。

店舗や施設等も、若者や流行に合わせて変化します。

 

2は、若者は、学生も多いです。

就業者などに比べると、平日であっても放課後や授業のない時間帯に、中心市街地を利用することができます。

 

3は、女性のケースと同様に、平塚市内から中心市街地への交通手段をバスとして捉えた場合の話です。

国土交通省の全国都市交通特性調査によると、免許有無別・移動の交通手段別構成比の結果では、平日・休日とも「免許あり」より「免許なし」の方がバスの構成比が高くなっています。

国土交通省「全国都市交通特性調査 平成27年調査 調査結果(冊子)」より

 

若者には免許が取得できない年齢層が含まれ、バスの構成比が高くなると判断されます。

このため、若者をターゲットにすることが、効果的であると考えられます。

 

他のターゲットとしては、「高齢者」などが考えられます。

しかし、現在の日本においては、高齢者を考慮することは当然のことと考えられるため、ここでは特に設定していません。

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中心市街地の機能設定

平塚市の中心市街地で必要な機能を設定します。

「平塚市の顔」としてどんな機能が必要か、検討します。

 

粒度等は気にせず、考えられるものを挙げてみます。

 

■交通結節機能

平塚市内外の交通の結節点として、快適な移動環境の整備が求められます。

 

■商業機能

商業の拠点として、生活に必要な商品の購入や、サービスを受けられることが求められます。

 

■業務機能

ビジネスの場として多くの事業機会や雇用が生まれることが求められます。

 

■居住機能

住居を得て、便利で快適に生活できることが求められます。

 

■娯楽・文化機能

多様な娯楽や文化に親しめる環境が求められます。

 

■観光・案内機能

観光地としての魅力を高めることや、情報の発信などが求められます。

 

■交流機能

他機能にも影響し、世代や性別、国籍等を超えた幅広い交流ができることが求められます。

 

■公共サービス機能

公共手続きなどが容易に行えることが望ましいです。

 

その他にも、教育や医療、福祉など、多くの機能があります。

平塚市の中心市街地に必要な機能と、その水準を検討します。

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中心市街地のゾーン設定

平塚市の中心市街地で、ゾーン設定を行います。

一次としては、次のようなものが考えられます。

jSTAT MAP国土地理院の地図データを使用して作成しています)

 

「コアエリア」は、中心市街地における商業や交流機能等に関して、特に重点的に充実させるエリアです。

JR平塚駅とバス路線のターミナルとなっている平塚駅北口が交通の中心であり、徒歩の移動を前提にすると、紅谷町とその周辺エリアが対象になると考えます。

 

「個性エリア」は、コアエリアに比べて、小さくても個性的な店や機能などを充実させるエリアです。

コアエリアの周辺と、平塚駅南口が対象になるかと考えます。

 

コアエリアと個性エリアでは、それぞれに合った戦略を採用します。

また、個性エリアでも、エリアごとの特性に合わせて取り組みを進めます。

 

二次では、コアエリアや個性エリアの中で、更にエリアの細分化をします。

これはあらかじめ決めておくというより、様々な取り組みを進める中で、エリア内の特性や進捗などを踏まえながら検討するのが適当であるかと考えます。

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