中心市街地戦略(案)

平塚市の中心市街地戦略(案)として考えられる取り組みを記します。

 

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商業統計調査

平塚市のHPで公開されているデータです。

経済産業省の商業統計調査を基に、平塚市内の商店数と年間販売額を抜き出し、地区別に集計したものです。

 

1997年(平成9年)、2002年(平成14年)、2007年(平成19年)の3年分のデータが掲載されています。

データが古いですが、せっかくなので活用します。

 

地区割は、次のようになっています。

対象がやや広くなってしまいますが、中心市街地は「江陽地区」に含まれます。

地区名 町丁名
浜岳 唐ケ原、撫子原、黒部丘、花水台、菫平、虹ケ浜、龍城ケ丘、桃浜町、八重咲町、松風町、袖ケ浜
太洋 高浜台、夕陽ケ丘、代官町、久領堤、札場町、幸町、千石河岸
春日野 桜ケ丘、上平塚、達上ケ丘、諏訪町、富士見町、中里、豊原町、平塚1~5丁目
江陽 立野町、見附町、錦町、紅谷町、明石町、浅間町、宮松町、宮の前、宝町、老松町、八千代町、天沼、堤町、長瀞、中堂、榎木町、馬入本町、馬入、須賀
大野西部 南原1~4丁目、御殿1~4丁目、中原上宿、中原下宿、中原1~3丁目、東中原1~2丁目、新町、追分、大原
大野東部 西八幡1~4丁目、東八幡1~5丁目、四之宮1~7丁目、西真土1~4丁目、東真土1~4丁目
豊田 豊田平等寺、南豊田、東豊田、豊田打間木、豊田小嶺、豊田宮下、豊田本郷、北豊田
神田 田村1~9丁目、大神、吉際、横内
城島 大島、小鍋島、下島、城所
岡崎 岡崎、ふじみ野1~2丁目
金田 寺田縄、入野、長持、飯島
金目 広川、片岡、千須谷、南金目、北金目、真田
土沢 土屋、めぐみが丘1~2丁目、上吉沢、下吉沢
公所、根坂間、出縄、万田、高根、山下、河内、徳延、纒、高村、日向岡1~2丁目

(平成19年の調査時点の町丁名)

 

HPのデータをそのまま利用しようとしましたが、1997年(平成9年)の年間販売額は他の2年から大きく乖離しているようでした。

そこで、1997年(平成9年)の年間販売額のみ、桁数の調整を入れています。

具体的には、小売業計の年間販売額(百万円)を30,761,951百万円→307,620百万円にしたといった具合です。

 

小売業を対象として、3年分の商店数と年間販売額を一覧にしたものです。

 

右側に、商店数と年間販売額の1997年(平成9年)から2007年(平成19年)の10年間の伸び率を出しています。

商店数は大部分が減少しているものの、年間販売額は増加と減少の地区が混在しています。

 

江陽地区は、金目地区、大野東部地区に次ぐ-33.3%のマイナスです。

ただ、基の値が大きいので、金額では286億円あまりの大きな減少となります。

 

一方、城島地区や神田地区、旭地区といった郊外のエリアでは、年間販売額が大幅に伸びています。

太洋地区は、JR東海道線を挟み、江陽地区の向かいになるようなエリアです。

 

参考までに、グラフにしたものです。

江陽地区や大野東部の大きな減少や、神田地区などの伸びが確認できます。

 

■関係URL

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平成28年度平塚市中心商店街通行量調査結果

平塚市のHPで公開されているデータです。

「商店街振興施策の基礎資料とするため、市内中心商店街の通行量を把握することを目的」に調査されたものです。

 

平日と休日の調査日を設定し、歩行者(自転車を含む)通行量を計測しています。

対象時間は、10~19時の9時間です。

 

調査地点は、次のようになります。

平塚市「平成28年度平塚市中心商店街通行量調査報告書」より

 

通常は、10~12月のいずれかの月に実施されているようです。

平成28年度は、平日が2016年12月2日(金)、休日が12月4日(日)です。

 

調査結果は、次のようになっています。

平塚市「平成28年度平塚市中心商店街通行量調査報告書」より

 

報告書の中には、経年変化比較表があります。

平成元年から平成28年までの間にある11年を、経年変化で表したものです。

 

経年変化比較表は、次のようになります。

平塚市「平成28年度平塚市中心商店街通行量調査報告書」より

 

これらの情報より、幾つかのことが確認できます。

 

■一部の地点を除き、長期的に通行量が減少傾向にある

平成元年と平成28年の両方のデータが存在する「1 札幌ラーメンくるまや前」から「30 久保田肉店前」までを比較すると、平日は合計で45,717人、休日は65,662人減少しています。

 

平成28年の方が平成元年より通行量が増えた地点は、平日は4地点、休日は6地点です。

逆に、通行量が減った地点は、平日は26地点、休日は24地点です。

 

参考までに、グラフで表してみます。

一部、通行量が増加傾向にある地点も存在しますが、全体的には減少傾向にあることが確認できます。

 

平日です。

 

休日です。

 

■平日の方が通行量の多い地点が多い

調査結果に「平日休日比較」といった項目があり、平日の方が通行量が多い地点が多いことが確認できます。

平成28年の結果では、平日の方が休日より通行量が多い地点は36、休日の方が多い地点は6になっています。

 

このことは、買い物の場としても、平日の利用が多いと推測されます。

(買回り品より最寄品が中心である)

 

■休日の方が通行量が減少している地点が多い

平成元年と平成28年の両方のデータが存在する「1 札幌ラーメンくるまや前」から「30 久保田肉店前」までを用いると、平成元年は休日の通行量の方が3,864人多いです。

また、休日の方が通行量が多い地点は14、平日の方が多い地点は16です。

 

一方、平成28年は、平日の通行量の方が16,081人多いです。

休日の方が通行量が多い地点は4、平日の方が多い地点は26となっています。

 

以上の他にも、地点ごとの経年変化を見ると、それぞれの地点の盛衰が確認できます。

目安の一つではあるものの、参考になります。

 

■関係URL

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データで見た中心市街地の状況

公開されているデータを基に、中心市街地の状況を確認します。

 

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概要

日本の多くの地方都市に存在する話題ですが、平塚市の中心市街地も空洞化や衰退が進んでいます。

 

人口などの一部で明るい変化も見られるものの、特に商業地としての魅力低下が著しく、買い物の需要を十分に満たせていない状況にあります。

空き店舗も目につき、新しい建物でもテナントの確保に苦戦している姿が見られます。

 

新規出店もありますが、商業環境的には厳しいようで、長続きしないケースも少なくありません。

正直なところ、新規出店の相談があった場合、きちんと戦略を立てて取り組まないようであればお勧めはし難いです。

 

残念ながらこの状況は、ここ数年に発生しているものではなく、長年続いている問題です。

このため、問題の解決は、非常に難しいと考えています。

 

小手先の対策では、厳しいでしょう。

戦略を考えて、しっかりと取り組む必要があります。

 

そこで、どのような戦略が考えられるか、ここでは検討していきます。

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